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【ベルベット・クラウ】 012 禍ツ華が哭くころに ◆2dNHP51a3Y 039 撫子乱舞 -女郎蜘蛛と白の魔王、そして悪魔襲撃撫子乱舞 -黒髪乱れし修羅となりて-撫子乱舞 -凛として咲く華の如く(前編)-撫子乱舞 -凛として咲く華の如く-(後編)- ◆2dNHP51a3Y 063 ハナガサイタヨ ◆ZbV3TMNKJw 074 It s My Life ーTir na nOg ー(前編)It s My Life ーTir na nOg ー(後編)It s My Life ー永遠の銀(RickReMix)ーIt s My Life(前編)It s My Life(後編) ◆ZbV3TMNKJw 078 「会えてよかった」 ◆ZbV3TMNKJw 092 Liber AL vel Legis -the point of no return-Liber AL vel Legis -黒 VS 白-法の書・外典【テイルズオブベルセリア】Liber AL vel Legis -THE WORLD REVOLVING- ◆2dNHP51a3Y 105 Revive or Die Again(前編)Revive or Die Again(後編) ◆2dNHP51a3Y 110 赤は愛より出でて愛より赤し ◆2dNHP51a3Y 113 明日之方舟(ArkNights)-黎明前奏-明日之方舟(ArkNights)-苦難揺籃-明日の方舟たち(ArkNights)-局部壊死-明日の方舟たち(ArkNights)-時雨嵐月-明日の方舟たち(ArkNights)-怒号光明-間宮あかりVS魔王ベルセリア 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦明日の方舟たち(ArkNights)-正真正銘の怪物-明日の方舟たち(ArkNights)-「終幕」或いは「序章」- ◆2dNHP51a3Y 127 魔獣戦線 ー黙示録の始まりー魔獣戦線 ー 人妖乱舞 ー魔獣戦線 ー進化の光ー魔獣戦線 ー愛されしものー魔獣戦線 ーDeep Redー魔獣戦線 ー生命の輝きー ◆ZbV3TMNKJw 138 1/3の純情な感情 ◆ZbV3TMNKJw 【ライフィセット】 016 護るべきもの ◆qvpO8h8YTg 044 異文化交流会 ◆ZbV3TMNKJw 062 愛のバクダン ◆qvpO8h8YTg 078 「会えてよかった」 ◆ZbV3TMNKJw 092 Liber AL vel Legis -the point of no return-Liber AL vel Legis -黒 VS 白-法の書・外典【テイルズオブベルセリア】Liber AL vel Legis -THE WORLD REVOLVING- ◆2dNHP51a3Y 107 生きる者達 ◆mvDj9p1Uug 112 過去が今、私の人生を収穫に来た ◆EPyDv9DKJs 114 裁定、そして災害(前編)裁定、そして災害(後編) ◆mvDj9p1Uug 121 ニンゲンだから ◆mvDj9p1Uug 129 閉じ込められた方舟の中で ◆qvpO8h8YTg 135 追跡セヨ -夜宵のNext Order- ◆qvpO8h8YTg 【ロクロウ・ランゲツ】 030 東風谷早苗は大いに怯え夢想する ◆qvpO8h8YTg 053 深淵の入り口 ◆ZbV3TMNKJw 067 散りゆく者へ ◆qvpO8h8YTg 077 触らぬ神に祟りなし ◆qvpO8h8YTg 096 最後に笑うは ◆ハーメルンユーザー 108 奏でよ、狂騒曲 ◆qvpO8h8YTg 116 狂騒曲の終末に ◆qvpO8h8YTg 120 たとえようのないこの想いを ◆ZbV3TMNKJw 134 一虚一実 ◆qvpO8h8YTg 136 Cold War ◆qvpO8h8YTg 139 戦々凶々(前編)戦々凶々(後編) ◆qvpO8h8YTg 【マギルゥ】 006 何れ花となるモノ ◆ハーメルンユーザー 050 病院へ行こう ◆ZbV3TMNKJw 065 病院での会敵 ◆ハーメルンユーザー 075 病院戦線 開幕 ◆ハーメルンユーザー 090 病院混戦~劇薬投下~ ◆ハーメルンユーザー 093 病院戦線、終幕(前編)病院戦線、終幕(後編) ◆ZbV3TMNKJw 【エレノア・ヒューム】 032 Distorted†Happiness ◆2dNHP51a3Y 【オスカー・ドラゴニア】 017 奇跡はいつだって不幸から -Haze Aweking-奇跡はいつだって不幸から -Liz et l oiseau bleu- ◆2dNHP51a3Y 045 あの向こうの色を見る為に- ◆2dNHP51a3Y 079 混沌への導火線 ◆qvpO8h8YTg 100 崩壊序曲 ◆qvpO8h8YTg 【シグレ・ランゲツ】 006 何れ花となるモノ ◆ハーメルンユーザー 051 Strange Interlude ◆vV5.jnbCYw 069 Go frantic ◆2dNHP51a3Y 088 未来戦線異常アリ ◆2dNHP51a3Y 110 赤は愛より出でて愛より赤し ◆2dNHP51a3Y 113 明日之方舟(ArkNights)-黎明前奏-明日之方舟(ArkNights)-苦難揺籃-明日の方舟たち(ArkNights)-局部壊死-明日の方舟たち(ArkNights)-時雨嵐月-明日の方舟たち(ArkNights)-怒号光明-間宮あかりVS魔王ベルセリア 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦明日の方舟たち(ArkNights)-正真正銘の怪物-明日の方舟たち(ArkNights)-「終幕」或いは「序章」- ◆2dNHP51a3Y
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テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン おはなし 概要 システム なりきり たのまれごと 性格 登場キャラクター アセリア歴4408年 アセリア歴4203年 アセリア歴4306年 アセリア歴4354年 暗黒時空 評価点 問題点 総評 その後 余談 テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン 【ているず おぶ ふぁんたじあ なりきりだんじょん】 ジャンル ロールプレイングゲーム 対応機種 ゲームボーイカラー(全GB共通) メディア 16MbitROMカートリッジ 発売元 ナムコ 開発元 日本テレネットナムコ 発売日 2000年11月10日 定価 4,500円(税別) プレイ人数 1人 セーブデータ 1個+中断データ1個※中断データは再開後自動的に消去 周辺機器 通信ケーブル(コスチューム交換)ポケットプリンタスーパーゲームボーイ/同2対応 判定 良作 テイルズ オブ シリーズ関連作品リンク おはなし ある日、静かな夜空から美しい流れ星が降り立ちました。 あなたが星の光の中に見つけたのは、双子の赤ちゃん。 元気な泣き声を上げる男の子と、すやすや眠っている女の子。 それから13年経った、アセリア歴4408年。 争いもない平和なこの世界で、ちょっとした冒険が始まるのでした…。 (公式HPより転載) 概要 スーパーファミコン向けに発売され、後にプレイステーションでリメイクされた『テイルズ オブ ファンタジア(以下「ファンタジア」または「本編」)』の続編。しかし、シナリオライターのゲーム内での発言(下記余談を参照されたし)を考慮すると、続編ではなく「外伝」または「if」とも言える。 略称としては「なりダン(1)」が主流のようだ(*1)。当時はシリーズ作品の分類が存在していなかったが、その後はエスコートタイトル扱いされていた(2020年に分類自体が撤廃)。 物語はクレス達のいる時代のおよそ100年後に当たる、アセリア歴4408年が舞台となる。「なりきり」と呼ばれる不思議な力を持った双子の男の子・ディオと女の子・メル、そしてディオが拾ってきた不思議な生き物・クルールの冒険を通じて、彼らの秘められた過去、そして本編で魔王と恐れられたダオスが大いなる実りを求めた理由が明かされることになる。 システム なりきり ディオとメルが持っている不思議な能力で、その職業の服を着ることでその職業になりきる能力。 つまり、剣士の服を着れば魔神剣や虎牙破斬といった剣技を行使出来、ウィッチの服を着れば魔術が使える。 なりきりのためのコスチュームはディオ・メル共に66種類用意されており、剣士や忍者(くのいち)といったような戦闘職のコスチュームから、画家や占い師などの技術職のコスチュームまであり、後者のコスチュームは戦闘には不向きだが、後述する頼まれごとを解決するために必要になる場合もある。 また、モンスターや歴代ナムコ作品のキャラクター、そして本編キャラクターのコスチュームもある。 なお、『ファンタジア』において魔術はエルフの血を引く者以外は行使出来ないという設定があり、2人はエルフの血を引いている訳ではないのにウィッチなどの服を着ると魔術を行使出来るが、これにはなりきりの力に限らぬ理由がある。 たのまれごと 冒険の中で、町の人達からサブシナリオの「たのまれごと」を受けることがある。その数は全部で30。 「孫に誕生日のプレゼントを届ける」といったシンプルなお使いもあるが、前述のなりきりの力を駆使しなければならないものや、後述する性格を特定のものにする必要があるものもあり、一筋縄ではいかない。 本作のメインストーリーを進める一方で、終盤のダンジョンでは規定数完了させておかないと入り口で門前払いされるため、このたのまれごとも適宜こなしていく必要がある。 性格 ディオとメル、クルールには「性格」という概念があり、戦闘時に着ていたコスチュームや、ボスを撃破した後で彼らのしてくる質問に対し、どう答えるかで変動する。 性格はディオとメルは21種類(*2)、クルールは友達・忠実・野生の3種類有り、コスチュームにはそれぞれより能力が発揮出来る性格が設定されている。 また、クルールはディオとメルの性格によって前述の3種類のいずれかになり、それによって姿を変える(性格による3種類×レベルによる8段階=合計24種類)。 性格は、一部の頼まれごとを解決するために必要な条件になっていることもあるほか、装備品の中には戦闘による性格変動を起こさせなくするものがある。 登場キャラクター アセリア歴4408年 ディオ この物語の主人公の1人で、山で遊んだりすることが大好きな活発な13歳の双子の男の子。 メル この物語の主人公の1人で、ディオとは対照的に読書や裁縫が好きな穏やかでおっとりとした13歳の双子の女の子。 クルール ある日、ディオが山の中で拾ってきた不思議な生き物で、鳴き声は「クルール!(名前で設定したものが当てられる。)」や「ウキュ?」が主。冒険においては2人をサポートするが、物語の鍵となる重大な秘密を持っている。 ノルン ディオとメルの前に現れた白い翼を生やした謎の女性。2人に精霊の試練を受けなければならない事を告げ、以降も度々現れては彼らを導く事もあれば謎めいた言葉を残していくこともある。 ペアレント(プレイヤー) ゲームをプレイする「あなた自身」。双子のディオとメルの育て親となる。 アーチェ・クライン 「時空戦士(*3)」の1人で、魔術師。長命であるエルフの血を引くハーフエルフであるため、本編の時間から200年以上経った今も当時と変わらない姿で「魔女っ娘の塔」と呼ばれる塔に住んでいる。ノルンの頼みを受けてディオ達の力を試すべく戦う事になる、このゲーム最初のボスキャラクター。 アセリア歴4203年 ※本作中においては他の時代には登場しないが、本編においては、アーチェも下記のクラース同様にこの時代で出会い、仲間になるキャラクターである。 クラース・F・レスター 時空戦士の1人で、リーダー格として扱われる召喚術師。ダオスとの戦い(後に「ダオス戦役」として伝えられる)の後、自分の時代のユークリッド村に戻って助手であり恋人でもあるミラルドと共に暮らしている。2人に未来に伝えられているダオス戦役の記録は一方にとって都合の良い形で伝えられているものだという事を知らせ、クレス達の時代に行き、その真実を知るよう導く。余談になるが、ノルンは時空戦士に2人が試練を受けるための協力を要請するが、基本的にあまり突っ込んだ事は伝えていない。しかし、クラースには2人が背負っている宿命や、デリス・カーラーンが滅びの道を歩むようになったきっかけといったほとんどの事を伝えた描写がある。 アセリア歴4306年 チェスター・バークライト 時空戦士の1人で類い希な弓術の才を持つ、クレスの幼馴染みで無二の親友。ダオス戦役後は復興を遂げたトーティスの村(後のミゲールの町)の一角にある剣術道場で、戦争によって親を失った子供たちの世話をしている。 ミント・アドネード 時空戦士の1人で、神に祈りを捧げる事で癒しの力を行使する「法術(ほうじゅつ)」と呼ばれる力を使う法術師。現在はトーティス村の教会で人々をその法術の力で癒したり、悩み事の相談に乗ったりしている。 クレス・アルベイン 時空戦士の1人で、本編の主人公。現在は再興したトーティス村に剣術道場を開いて、剣術を教えている。 アセリア歴4354年 藤林すず 時空戦士の1人で、忍者の里に住まう里の頭領(*4)。弱冠11才ながらもその才覚は目を見張るものがあり、ディオ達が来る事やその理由といったものだけでなく、クルールの正体さえも初見で見抜いていた。 暗黒時空 ??? ディオとメルの正体を知る者。 評価点 重く、考えさせられるストーリー 全編を通してかなり暗く、重いストーリーが展開される。 だが、ただ暗いばかりではなく、その中でも様々な事を考えさせられるものになっている。後述するヴァルハラ村の移り変わり、頼まれごと、魔鏡を通じて垣間見る事の出来る時空戦士達の心、そしてそれに対する思いなど、シナリオ・ストーリー面の完成度の高さはシリーズ屈指だとするファンの意見も少なくない。 コミカルなシーンは徹底してコミカルに、ダークなシーンは人の心の暗い部分に容赦なく踏み込んでくる。パッケージや物語冒頭の雰囲気は、良い意味で裏切られることだろう。 『ファンタジア』本編の名言、「この世に悪と呼べるものがあるとすれば、それは人の心だ」というのを更に踏み込んだ「罪と罰」「欲望」「慢心」「憎悪」「差別」そして「狂気」といった「人間の内側」、そして「育つ環境、親と子」が本作のテーマであると言えよう。 続編として見ても秀逸 テイルズ オブ シリーズにおいては、続編として作られていながらも色々破綻してしまったものもある。だが、本作のシナリオに関してはまさしく『ファンタジア』の裏側を描いたとも言える内容となっており、この作品と本編を組み合わせる事で「『テイルズ オブ ファンタジア』という作品は完全なものとなる」との意見もある。 本編のキャラクターはあまり活躍せず、ゲスト出演程度の出番しかない。しかしその少ない登場で本編のキャラクターたちのその後の心境やダオスとの戦いについての考えが十分伝わるため、問題というよりむしろそれ故に本作の主人公たちのシナリオに集中でき、なおかつ本編のファンはイメージを崩すことなくプレイできると評する者も多い。 ただし本編のファンの中には、そのあまりの雰囲気の違い等の理由から、この作品を否定的に見る者も少なからず存在するのも事実で、この辺はやはり続編物として避ける事の出来ない宿命か。 親としてのプレイヤー ディオとメルの親となったプレイヤーはディオとメルの名前の変更だけではなく、プレイヤー自身の呼ばれ方も変えられる。名前で「○○さん」と呼ばせるのは勿論、「お父さん」や「お姉ちゃん」、さらに「偉大なる指導者様」、「ご主人様」と呼ばせることも可能。 また、第一部のみだが、ボスを倒すごとに双子がプレイヤーに問いかけてくる質問の答え方によって、「性格」の値が変化する。 上記の要素から本作はシリーズ中もっともプレイヤーと登場キャラクターの距離が近いと言われ、操作キャラクターたちに非常に愛着がわく。 ナレーターも高評価 ふしぎ ふしぎ。 キャラクターの動きだけではなく、キャラクターのその場の心の描写などを解説。 GBCの、本編と比べて少ない容量と小さなドット絵で表現しきれない描写を演出するための苦肉の策とも言えるが、まるで絵本を読んでいるようなテキストと挿入されるタイミングにより他のテイルズ オブ シリーズにはない独特の雰囲気を演出するのに成功している。(参考動画(ニコニコ)) GBCとしては頑張っている音楽 流石にSFC版やPS版の元の曲と比べるのは酷だが、それでも十分に曲の雰囲気は出ている為、GBA版『ファンタジア』のチープなPSG音のアレンジよりも良いという意見も多く上がっている。 本作オリジナルの「DARK MIND」「JUDGEMENT」等の曲の評価はかなり高い。 良くも悪くも力を入れすぎのおまけ要素 メインストーリーをクリアすると『ドルアーガの塔』のダンジョンが登場する。(参考動画(ニコニコ)) 流石に本家に比べ簡略化はされているものの、ダンジョンは全60階あり、更に途中で条件を満たしていないとZAPで飛ばされてしまうなど、雰囲気は出ている。 塔にしか出てこない多くのモンスターやクリア後のイベント、そしてエンディングロールもドルアーガの塔用に用意されており、良くも悪くも「おまけに力入れすぎ」と評されることも。 問題点 戦闘関連 戦闘システムがアクション性の高い戦闘を売りにしているテイルズ オブ シリーズでありながら、ターン制に近いものとなってしまっている。本作のプレイ人口の少なさの最大の原因と言っても過言ではない。 ハードスペック上仕方ない所もあるのだが、シリーズ通じての特色であるアクション性の高い戦闘システムではない、という点は言うまでもなく異色で、それ故に批判意見が集まっていると言える。 一応、部分でアクション要素がある事もあり、シリーズのリニアモーションバトルシステムらしい雰囲気を出そうと頑張っているのは解るのだが、やはり根底の仕様はどうしようもない。 本作の戦闘バランスはかなりタイトになってしまっている事もあり、「ストーリーは良いのに、(先が見たくても)戦闘がきつすぎる」という意見がよく上がる。 中でもラスボスはシリーズ最強ともいわれる程。 ものすごい威力の全体攻撃に加え、かなりの頻度で回復したり、防御を固めたりする。これだけでもかなり厳しいのだが、素早さが非常に高いため、ディオ達の素早さが低いと連続行動を許してしまう。場合によっては、最大レベルであってもまともな方法で倒すにはかなり運の要素が絡む。 ただし、ディオ達を計画的に育成した場合は、それほど強敵ではない。ディオ、あるいはメル1人だけでラスボスを倒すことも十分可能である。 そうでない場合、後述するある種の救済措置である「バキュラ戦法」に頼らざるを得なくなり、長期戦が確実となる。 コスチューム関連 レベルアップの際に着ていたコスチュームに応じて能力の増減に影響があるため、コスチュームの運用方法によっては能力が偏ったり、器用貧乏になってしまい、場合によっては一層攻略が難しくなってしまう。 キャラクターのレベルとは別に、着ているコスチュームをマスターするために必要な、いわばコスチュームの経験値である「コスチュームポイント(CP)」という概念がある。 CPが溜まるとそのコスチュームの特技を使えるようになるほか、マスターした種類のコスチュームは合成して新しいコスチュームを作る「オーダーメイド」に使えるようになる。 たいていの上位コスチュームは着用条件として、下位のコスチュームをマスターしておく必要があるが、それだけではなく「人生経験」が設定された数値以上無いと着られないようになっている。コスチュームを1種類マスターすると人生経験の値が1上がり、上位のコスチュームを着るには多くのコスチュームをマスターして人生経験を積む必要がある。 従って、コスチューム育成と同時にディオ達のステータス成長にも気を配る必要があるため、管理が難しくなってしまっている。 強力なコスチュームを着られるようにするには、基本となる様々なコスチュームをマスターしなければならないため、この問題が厄介なものになっている。 実戦運用を見越したレベルアップを考慮しすぎてコスチュームをいくつかに固定させてしまうと「人生経験」が上がらず、強力なコスチュームを着ることが出来なくなる。 かといってコスチュームマスターを優先すると、特技が解放されたマスター済みのコスチュームはすぐに着替え、未マスターのコスチュームを戦闘で運用することになる。また、高い能力成長補正を持つコスチュームに固定せず様々な種類でレベルアップしていると、能力が伸び悩んだままにもなりかねない。任意でレベルアップをさせることが出来るならまだしも、勿論そんな事が出来る訳はない。 なお、コスチュームを着替えるには、コスチュームケースがある場所に戻るか、消費アイテムが必要。 実戦運用が難しくなってしまうと「バキュラ」のコスチュームをディオまたはメルに着せてボスのTP(*5)が尽きるのを待つ「バキュラ戦法」以外に道が無くなってしまう。 もっとも、育成が上手く行っても最終的に着せるコスチュームは、ディオは高い攻撃力と圧倒的な速さを持つ上に魔法全般耐性まで持つ非常に強力な「忍者頭(にんじゃがしら)」、メルは高性能な回復技と魔法全般耐性を持つ「ミント」の組み合わせ、のほぼ一択。 これらのコスチュームを手に入れてからはあらゆるコスチュームが下位互換となり、「好きなコスチュームを着てダンジョンを攻略」という自由度が大幅に減少してしまう。 + バキュラとそのコスチューム及び、バキュラ戦法について 元はナムコのシューティングゲーム『ゼビウス』に登場する敵で、256発打ち込めば破壊出来るという都市伝説(*6)をネタにしたコスチューム。 着るとHPが強制的に256になってしまうが、如何なる攻撃でも1しかダメージを受けず、また、本作では敵も特技を使う時にTPを消費する仕様になっており、どの敵もバキュラを破壊出来る256発も特技を使えない(その前にTP切れを起こす)ために、他の仲間が力尽きてもバキュラで敵のTP切れを待って、その後で仲間を復活させて一気に攻め掛かるという戦法を取る事が出来る。 つまり、育成失敗して能力的に問題のあるキャラクターとなってしまった場合は、雑魚はともかくボス敵に関してはこれを着せて壁役に徹底させるしか無くなってしまうということ。 育成に関しては、このゲームでもっとも大切なパラメータである素早さの成長を考え、レベルアップ直前に「忍者頭」や「すず」に着替えさせる事が多いが、或いは全パラメータが高成長する事から「ダオス(*7)」にするケースもある。 いずれにせよ、レベルアップ直前にいちいち着替えるのはかなり面倒なのだが…。 従来のシリーズのようにリニアモーションバトルであれば、偏りすぎたステータスも多少プレイヤーのテクニックでカバーできたかもしれず、また他のコスチュームより弱いコスチュームでも操作性によっては十分楽しめたであろう事を考えると、これもまた本作のターン制という戦闘システムにより発生してしまった問題といえる。 余談になるが、このシステムに対しての批判があったためかは不明だが、『なりきりダンジョン2』と『同3』ではコスチュームごとのレベルに育成要素が一元化されるようになった。 鬱要素がある 本作を指して鬱ゲーとする意見がかなり多い。 鬱要素としてよく上がるのが本作のシナリオ第二部・ヴァルハラ村・悪徳商人ボエボエ・魔鏡イベントである。 公式サイトやパッケージなどを見る限りでは、これ程陰鬱な気分になる要素があるゲームにはおよそ見えず、ギャップ故に余計にトラウマになってしまった、というプレイヤーも多い。 また、本作の文章はゲームの容量、あるいは画面の解像度の問題もあるのだろうが、基本的にひらがなとカタカナで構成されている。 その中でも一部の字と「死」のみは強調して漢字で表記してある他、本作の鬱要素は人の死だけでなく、今生きている人の心の弱さ、脆さ、醜さといった人間の裏の部分を抉り取るように演出している。 + 各イベントの大まかな概要 シナリオ第二部 ネタバレ防止のため深くは記述できないが、13歳の子どもにはあまりにも厳しい試練と現実がある。 過去ヴァルハラ村 ヴァルハラ村は戦争で肉親を失ってしまった者や、各地で虐げられ、追いやられてしまった者が集う村である。それ故に雰囲気は非常に重苦しく、人間のどす黒い部分も見られる。特に死を望む男、妻と息子を亡くした老人、頼まれごとに登場する発狂した少女は多くのプレイヤーの心に残った(トラウマになったという者も)。そして約100年後、途端に裕福となったこの村の人々は金の亡者となり心の中が貧しくなっていく。なんともリアルで汚い人間の心を描いている。 悪徳商人ボエボエ かなりの鬱イベントで、救われない人の業を描いている。ある意味本作のもう1つの本編である。本作だけではなくテイルズ オブ シリーズ全体を通して見ても屈指の完成度と重厚なシナリオを誇るサブイベント。まさに本作の鬱要素、プレイヤー(親)から受けるディオとメル(子ども)への影響、ヴァルハラ村を表現しているイベントである。ちなみに、この「ボエボエ」という名前もあくまでデフォルトの設定であり、実は変更が出来る。良くある「名前を入力して下さい」というものとは違うナビゲーションメッセージが名前を入力する際に表示されるのだが、これまた色々な意味で強烈に印象に残るものになっている。しかも、イベントの内容が内容なので余計に複雑な気分になる。 + ボエボエの名前設定時のナビゲーションメッセージ。ネタバレ(?)注意。 「あなたがおもう、いやな人のなまえは?」 魔鏡 こちらもネタバレ防止のため深くは記述はできないが、一部の本編キャラクターのストーリーが鬱すぎるとの意見が多々ある(チェスター、アーチェ、すずが特に言われている)。ちなみに、このイベントの内のチェスターのものの中で出て来る誤字(にどど(*8))は批判を浴びており、イベントの内容が内容だけにネタにして笑い飛ばす事も出来ないというのが追い打ちになっている。 哲学的な問い 第二部から登場するボスキャラクター、魔鏡イベントでのとある男女のテキストが非常に哲学的である。 他のRPGでも哲学的な問いや発言は存在するのだが、本作の場合、問題は登場キャラクター達がそれに対して明確な答えや見解、解釈を示さないため、必然的にその問いに対する回答や解釈は完全にプレイヤー依存となる。 しかもそれらの哲学的な質問はいくら議論しても答えが出ないような難解なものばかりで、多くのプレイヤーが悩まされた。 そこまでの難題を示すのならば、せめてなにか指針のようなものは欲しいという意見が出るのも無理はないが、この作品は全体を通して「答えは自分で考えろ」というスタイルであり(本編もその傾向がある)、自分で考えることにこそ意味がある。 総評 ストーリーの重さで言えば恐らくはシリーズでも一二を争うものであり、そういった意味でも異質な作品である。 そのシナリオは深く練り込まれており、人のダークな面も含めた描写はもはや見事の一言で、続編として見ても『ファンタジア』を見事に補完している傑作である。 『ファンタジア』のシナリオやキャラクターに深く触れず、新たに判明していく謎、本編で特に触れられなかった物語をメインにした外伝的なスタンスは『ファンタジア』のファンにもおおむね好意的に受けいれられたが、もちろんそうではないファンもいるのは事実である。 全編を通じての「過去の罪」と「純粋な心」という、関連性のなさそうな2つのテーマが上手くシナリオに噛み合っている。 そして、リアルな人物描写故に考えさせられる所も多い。ヴァルハラ村やボエボエのイベント等、RPGの肝であるシナリオ・ストーリーに関しては、暗く重いものが受け付けないといったような事がなければ十分にプレイヤーを引き込めるものとなっている。 ストーリーだけでなく、独特な言い回しのナレーターや、親としてゲームに参加できるシステムなど、他のテイルズ オブ シリーズにはない面白さも持ち合わせている。 それだけに、ハード性能の問題もあるとはいえ、テイルズ オブ シリーズでありながら、ターン制に近い戦闘システムになってしまっている事やシビアすぎる戦闘バランスといった要素が惜しまれる。 本作を評価する上での定番となっているのが「戦闘システムがリニアモーションバトルシステムだったら文句なしなのに」といったようなもので、それ故に戦闘システムを改良したリメイクを望む声も多く出る事になった。 その後 ファンのリメイクを望む声に応えてか、2010年8月5日にPSP用ソフトとして『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス)』が発売された。 戦闘システムは一部の要素が賛否両論あるものの、おおむね高評価を得ている。 だがそれ以外の点…特にシナリオやキャラクター面は本作のダークな面の描写などを必要以上に改変・削除してしまい不自然な迄に軽い作風にされてしまった他、急ごしらえで製作したとしか思えない粗末な新設定や新キャラによって原作どころか大元の『ファンタジア』のシナリオ展開にまで重篤な悪影響を及ぼしている、本作オリジナル曲がすべて差し替えられているなどといった点も含め、とてもまともなリメイクとは言えない有様となってしまった。 原作発売時に生まれていなかったプレイヤーや原作未プレイのプレイヤーによって内容が異なる原作なりダンとなりダンXと一緒くたにした「なりダン許すまじ」との声が多々ある点は残念なことであろう。 余談 本作のシナリオを手がけたライターの新免G之進(しんめんじーのしん)氏は、メインストーリークリア後に入れるスタッフルームにおいて「この作品の主人公は、実は…○○○です。」と、ディオ達が本作における本当の意味での主人公ではないとしている。 実際に誰を主人公としているのかは敢えて伏せさせて頂くが、クリアした上でそれを聞くと確かに納得がいくものとなっている。 また、同時に「本作は『ファンタジア』の続編であるけれど、ここで描かれた物語はあくまで「可能性の1つ」でしかなく、本当の『ファンタジア』の続編はプレイヤーがそれぞれに思い描くものです。」(意訳)とも発言している。 実際の内容も非常に優れているが、公式という立場でありながらプレイヤーの想像の余地を奪わず、また、プレイヤーの思い描く想像を否定しないスタンスを示したことは高く評価されている。 勿論、これで内容がお粗末であれば「ただの逃げでしかない」と批判されてしまうのは言うまでもなく、ライターのシナリオへの強い自信が垣間見える。 そして本作シナリオがライターの自信に応えうるだけの逸品であるというのは、各所のコミュニティやレビューサイトにおいてシナリオ面への批判がほぼ見られないという事実が示す通りである。
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リバース リバースヴェイグ・リュングベル ヴェイグ・リュングベル [部分編集]
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キャラクターソングの歌詞 公式は出てないものの、ニコニコ動画では大人気のキャラソン。 歌詞職人さんと自分の耳で作りあげていく予定。 ハレ晴れユカイ
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目次 公式サイト 開催概要 出演者情報 グッズ 公式サイト テイルズチャンネル+ 開催概要 •日時 2011年5月28日(土)~29日(日) •開催時間 28日公演 :開場15:00 開演16:00 29日昼公演 :開場12:00 開演13:00 29日夜公演 :開場17:00 開演18:00 •開催場所 パシフィコ横浜 国立大ホール 『テイルズ オブ』シリーズの人気声優陣によるスペシャルスキット(朗読劇)、 トークショー、PS3「テイルズ オブ エクシリア」最新情報コーナー、 『テイルズ オブ』シリーズ15周年記念(歴代作品ベストシーン)コーナー、 テーマソングアーティストによるライブ(29日のみ)、 その他コーナー、グッズ販売など 出演者情報 28日公演の出演者 <声優> 小野坂 昌也(ゼロス・ワイルダー役/テイルズ オブ シンフォニア) 森永 理科(リタ役/テイルズ オブ ヴェスペリア) 緑川 光(リオン・マグナス役/テイルズ オブ デスティニー) 石田 彰(リッド・ハーシェル役/テイルズ オブ エターニア) 福山 潤(カイル・デュナミス役/テイルズ オブ デスティニー2) 小西 克幸(ロイド・アーヴィング役/テイルズ オブ シンフォニア) 鈴木 千尋(ルーク・フォン・ファブレ役/テイルズ オブ ジ アビス) ゆかな(ティア・グランツ役/テイルズ オブ ジ アビス) 丸山 美紀(ミュウ役/テイルズ オブ ジ アビス) 木村 亜希子(ルカ・ミルダ役/テイルズ オブ イノセンス) 鳥海 浩輔(ユーリ・ローウェル役/テイルズ オブ ヴェスペリア) 植田 佳奈(パスカル役/テイルズ オブ グレイセス) 代永 翼(ジュード・マティス役/テイルズ オブ エクシリア) <プロデューサー> バンダイナムコゲームス 馬場英雄(テイルズ オブ エクシリア) 29日昼公演の出演者 <声優> 小野坂 昌也(ゼロス・ワイルダー役/テイルズ オブ シンフォニア) 森永 理科(リタ役/テイルズ オブ ヴェスペリア) 小西 克幸(ロイド・アーヴィング役/テイルズ オブ シンフォニア) 鈴村 健一(セネル・クーリッジ役/テイルズ オブ レジェンディア) 白石 涼子(ジェイ役/テイルズ オブ レジェンディア) 鈴木 千尋(ルーク・フォン・ファブレ役/テイルズ オブ ジ アビス) ゆかな(ティア・グランツ役/テイルズ オブ ジ アビス) 下野 紘(エミル・キャスタニエ役/テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-) 鳥海 浩輔(ユーリ・ローウェル役/テイルズ オブ ヴェスペリア) 竹本 英史(レイヴン役/テイルズ オブ ヴェスペリア) 櫻井 孝宏(アスベル・ラント役/テイルズ オブ グレイセス) 代永 翼(ジュード・マティス役/テイルズ オブ エクシリア) 沢城 みゆき(ミラ=マクスウェル役/テイルズ オブ エクシリア) <テーマソングアーティスト> BACK-ON(テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2、テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3) <プロデューサー> バンダイナムコゲームス 馬場英雄(テイルズ オブ エクシリア) 29日夜公演の出演者 <声優> 小野坂 昌也(ゼロス・ワイルダー役/テイルズ オブ シンフォニア) 森永 理科(リタ役/テイルズ オブ ヴェスペリア) 小西 克幸(ロイド・アーヴィング役/テイルズ オブ シンフォニア) 鈴村 健一(セネル・クーリッジ役/テイルズ オブ レジェンディア) 白石 涼子(ジェイ役/テイルズ オブ レジェンディア) 鈴木 千尋(ルーク・フォン・ファブレ役/テイルズ オブ ジ アビス) ゆかな(ティア・グランツ役/テイルズ オブ ジ アビス) 下野 紘(エミル・キャスタニエ役/テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-) 鳥海 浩輔(ユーリ・ローウェル役/テイルズ オブ ヴェスペリア) 竹本 英史(レイヴン役/テイルズ オブ ヴェスペリア) 櫻井 孝宏(アスベル・ラント役/テイルズ オブ グレイセス) 代永 翼(ジュード・マティス役/テイルズ オブ エクシリア) 沢城 みゆき(ミラ=マクスウェル役/テイルズ オブ エクシリア) <テーマソングアーティスト> misono(テイルズ オブ ザ テンペスト、テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-) <プロデューサー> バンダイナムコゲームス 馬場英雄(テイルズ オブ エクシリア) グッズ パンフレット、サインライト、タンブラー、ポーチ、 ポスター、マフラータオル、ストラップ、 携帯覗き見防止カバー、記念切手、デコレーションシール、 ブックマーカー、うちわ、Tシャツ、トートバッグ、 アクセサリー、土産菓子、iPhoneケース マグカップ、各書籍、ポートレートセット、 フィギュア、レトルトカレー、ドラマCD、イベント写真集、 イベントDVD、PSPゲームソフト、Blu-ray&UMD、テーマソングCD 詳細はこちら(公式HP)
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テイルズ オブ シンフォニア The Animation レビュー (ジャンル:ファンタジー、アクション) 全4話(第一期、シルヴァラント編が終了と最後に出た。 どうやら第ニ期、テセアラ編というのがあるようです。) 監督:外崎春雄 アニメーション制作:ufotable 評価 ストーリー キャラクター 声優 映像・作画 3点 3点 15点 18点 合計39/100点 感想 ゲームは未プレイ。 かなり駆け足でやっていて、イマイチ状況がつかめない。 とりあえず、この4話において伝えたかったことというのはあまり感じられず、 第二期を見る事によって、ようやく一つの作品になるのかな? ヒロインのコレットを含め、メインキャラ全員が完璧すぎるというか、 駄目な部分というのが一切無いと言えます。 そういう優しい目線も大事だとは思うし、この作品を描く上で必要なのかもしれません。 でも、もう少し悪い部分があった方が良いと思います。 世界のためとは言え、自分の命を捨てるというのは難しい事だと思います。 それだけコレットという女の子がとんでもなく強いという事を言いたいのかもしれません。 だとしたら、共感が全く出来ません。 例えば、ロイドとの恋愛描写を強くし、ロイドを、 旅を通じて出会った人達、旅を共にする大切な仲間達を守りたい。 このような気持ちが必要だったと思います。 そういう気持ちになったとしても、やはり恐怖というのは拭い去れないと思います。 なので、その恐怖を乗り越えていく描写を濃くし、さらに彼女の強さを表現していくなど、 ありとあらゆる手段をする事で、初めて説得力が出てくると思います。 声優の演技は可もなく不可もなく。 全く問題がありませんが、特別良い事も無いです。 作画は良いと思います。OVAの中でも。 ただ、こんだけのクオリティを出せるなら、 アクションシーンを含めて、もっともっと躍動感がほしかった。 動きまくるアクションシーンも、短めなのでちょうど良かったと思います。 しかし、映像的には特別素晴らしいものがあるわけではありません。 「テイルズ オブ シンフォニア The Animation 」アニメ公式サイト
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テイルズシリーズ mmmが好きなRPGゲーム。 いわゆる「剣と魔法のファンタジー」の世界観を下地にしたRPGシリーズ。 対戦型格闘ゲームに似た操作性を持つ戦闘システム 「リニアモーションバトルシステム」をはじめ、 各種の独特のシステムを持つ。 また、アニメ風のキャラクターデザイン、声優によるキャラクターの声、 アニメーション付きの主題歌など、アニメに近い表現方法、 演出を行っているのも特徴。詳細な特徴に関しては後述。 作品のタイトルは多くのゲームに見られる一律のタイトルに番号を振る形式ではなく、 「テイルズ オブ」に続く言葉を作品ごとに変えている(1作目が「テイルズ オブ ファンタジア」、2作目が「テイルズ オブ デスティニー」)。 作品ごとの略称は「テイルズ オブ (the)」を抜いた呼び方か、 表記の際はイニシャルでの表記が用いられることもある。 また、作品ごとに固有のジャンル名が名付けられているのも特徴。 シリーズ全体を指す言葉として、 近年ナムコ発の媒体(公式ホームページやナムコ発行の公式攻略本など)では 「『テイルズ オブ』シリーズ」と言う表記、呼称が用いられているが、 以前は「テイルズシリーズ」と言う呼称が用いられた。 一般的には「テイルズ」と略されることが多く、 現在も「テイルズシリーズ」と呼ばれることもある(MMORPG talesweaver に先にテイルズと呼ぶ権利を取られた)。 過去は主に2つのチームが開発にあたっていたが、 現在は複数のチームが開発している。 日本以外にも北米などで発売されており、2007年12月には、 世界累計販売数がシリーズ1,000万本を突破したことが発表された。 mmmが特に好きなのは、ファンタジアとシンフォニアの模様。 案の定mmmが好きな緑川光演じる、リオン、ジューダスには目がない。 新作ヴェスペリアには中原麻衣が出演しており、 ハードを持っていないのにソフトを買ってしまって、 「X-BOX買ってください」と何度も発言している。
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住み慣れると案外森の中も過ごしやすいなと思った。何よりも澄んだ空気と水が心を洗い流してくれる。 「水汲みお疲れ様!ゴメンね、寒い中……」 出迎えてくれた朔夜は申し訳なさそうに謝ってくる。そんな彼女を抱きしめながら俺は答える。 「こんなの大したことないよ。力仕事は俺に任せてくれ。伊達に海有塾で鍛えてないからな」 「ふふっ、頼りにしてるわ。さ、早く入りましょ」 笑い合う俺達を迎えたのは無機質な部屋。中には机や台所やトイレ、そして風呂とベッドなど最低限の家具しかなく暖房もない。だから冬の寒さが一番堪えるのだ。 「……要、私…寒いな」 「……朔夜はどうしたい?」 「い、言わせないでよ!……わ、分かるでしょ…」 朔夜は真っ赤になった顔を俺の胸に埋める。そんな彼女を俺はゆっくりと抱きしめた。 朔夜の体温が伝わってくる。息遣い、鼓動が彼女がここにいることを確かに俺に教えてくれた。 そう、俺には朔夜がいる。誰もいなくても、独りぼっちになっても彼女がいる。そう俺に教えてくれているようだった。 「朔夜……」 「んっ……」 これが誰も傷付かない、皆が幸せになれる唯一の方法なんだ。 窓の外には真っ白な木々が連なっており病院の誰かが作ったのだろう。真っ赤なバケツを被った雪だるまが誇らしげに胸を張っていた。 「……羨ましい」 おそらく愛情を込められて作られたのだろう。朝に試行錯誤している人影を見たから何となく分かる。 「私も……」 あの雪だるまのように愛してもらえるだろうか。言葉は最後まで出ず、私は疎らに降り積もる雪を眺めている。 「遥、入るぞ」 私の返事を待たずに誰かが病室に入って来た。この一週間、毎日飽きもせずよく通ってられるものだ。 「今日は林檎貰ってきたんだ!食べるだろ?剥いてやるからさ」 「……いらない」 「まあそう言うなって!一口食べたら絶対に気に入るからよ!」 私の拒否もお構い無し。この精神力はある意味尊敬に値するかもしれない。 近くに置いてあった果物ナイフを手にとるとその無神経な男、如月亮介は慣れた手つきで林檎の皮をむいてゆく。 「……上手い」 「だろ?意外と料理は得意なんだぜ」 そらみろとばかりに胸を張る亮介。そんな彼の姿が先程見た雪だるまと重なって何だが笑えた。 「……ふふっ」 「あ、今何か馬鹿にしたろ!?」 「し、してない……」 「本当かぁ!?」 「してないったらしてない!」 私はそっぽを向いてベッドに潜り込んだ。溜め息をついたものの特に文句は言わずに亮介は皮むきを再開したようだった。 「……っ」 亮介の優しさが痛いほど分かる。気遣いが伝わってくる。普通ならば学校をサボってまで見舞いになんて来てくれないだろう。 しかも亮介はこの一週間、毎日朝から夜までここにいる。こんな生きる価値もない憐れな私には勿体ないくらいの幸せ―― 「……要」 だからこそ心が締め付けられる。これだけ優しくしてもらっても……それでも私は要が好きなんだ。要じゃなきゃ……駄目なんだ。 「会いたいよ……要……」 分かってる。このまま要を好きで居続けても何も残らない。要の心にはもういるんだ、私ではない誰かが。 その誰かが羨ましい、憎い、殺したい。でも殺したって要の心からその誰かは出て行かないだろう。だから私は諦めるしかない。 「……そんなの、嫌だよ……」 それでも私の心はひたすら要を求める。絶対に手に入らないと分かっていても割り切れない。 「私……どうしたら……」 要を自分だけのものにしたい、でも今の自分にはどうすることも出来ない。今の私に出来るのはこうやって泣き言を言うだけなのだろうか。 「……遥?」 ぽっこりと膨らんだ布団に話し掛けるが返事はない。代わりに聞こえてきたのは穏やかな寝息だった。 「……寝たのか」 一口サイズに切った林檎を眺めながら俺は考える。どうしたら遥を元気付けられるのか、と。 「……あれを聞いちまうと……な」 自分でもお人よしだと思う。よく父親である龍一郎に"お前は政治家には向かないな、お人よし過ぎる"と言われるが今回は特にそうだ。 それでも俺はここに通うことを止めようとは思わない。なぜならば聞いてしまったから。遥の呟きを。 『会いたいよ……要……』 「やっぱり……要か」 遥は聞こえていないと思って布団の中で呟いていたようだが俺には聞こえていた。 この一週間、遥はずっと同じような言葉を呟いている。多少の違いはあっても内容は全て要のことについて。 「分かってたつもり……だったんだけどな……」 こうして遥の口から直接聞くと改めて思い知らされる。遥の中でどれ程要という存在が大きなものなのかを。 そしてどう頑張ったとしても俺が遥に好かれることはないということを。 「……それでも俺は……」 病室にあったメモ用紙を取りながら俺は思う。 それでも遥の側にいたい。別に恋人じゃなくても良い。一生"仲間"でも構わない。俺は遥と一緒に生きていきたいんだ。それが出来なかったとしても、せめて遥の役に立ちたい。 「……ゴメン、会長」 一週間かけて会長が探し出した情報をメモ用紙に書く。決行は明日、クリスマスイブだ。参加出来る要組は全員召集された。 だからこそ遥が単独で動けるチャンスは今日しかない。 「……諦めんなよ、遥」 俺はメモ用紙をそっと机の上に置いた。どうするか決めるのは遥だ。 「……亮介は…いないか」 いつの間にか寝てしまったらしい。病室にかけられた時計が既に夕方だと教えてくれた。 「林檎……」 テーブルの上には亮介が切ったのだろう。一口サイズにカットされた林檎が綺麗に並べられていた。そして横にはメモ用紙が伏せて置いてある。 「亮介かな……」 無造作にメモを取って書かれている内容を読んでいく。 「…………えっ」 予想外の内容に思わず手が震える。メモ用紙に書いてあったのは意識が戻ってからずっと会いたいと願っていた要の居場所だった。 そして明日、つまりクリスマスイブに先日意識が戻った会長が乗り込みに行くと。なぜ要が急に姿を消したのか、それだけは書いていなかったが今の私には十分過ぎる情報だった。 「亮介……」 おそらく亮介が残してくれたのだろう。 ……でも変わらない。いくら亮介が私に尽くしてくれても、どれ程私を好きだと言ってくれても駄目なんだ。 「要に……会える……」 メモ用紙に書いてある場所は今から急いで行けば今日中に着けそうだった。ベッドを降りて支度をする。誰にもバレないようこっそりと抜け出さなければならない。 もし要が誰か……私以外の女といるとしたら―― 「一緒に……」 私はゆっくりとテーブルの隅にあった果物ナイフを握りしめた。明日はクリスマスイブ。街には恋人たちが溢れる。自分の人生を決めるにはもってこいの日だと思った。 「んっ……」 「朔夜……」 「要……もう……」 無機質な部屋の片隅でうごめく影。暖房がないこの部屋で俺達が互いに暖まるにはこれが一番のように思えた。 朔夜は着痩せする方らしく、真っ赤なワンピースを脱ぐと手からこぼれそうな二つの膨らみが視界に入って来た。 「これが……」 「あ、あんまりじろじろ見ないでよね……」 夕日が差し込む部屋で朔夜は夕日より顔を真っ赤にしていた。そんな朔夜が愛らしくなってその膨らみの先端にしゃぶりつく。 「んあっ!?」 舌で突起をなめ回すとすぐに固くなっていた。朔夜は恥ずかしいのか必死に声を出さないよう我慢している。 そんな朔夜を何とか喘がせようともう一方の膨らみの突起を手でつまみ上げる。 「んっ!」 途端に朔夜の身体が震え出す。どうやら乳首を責められるのが弱いようだ。 「朔夜……」 「あ……ふぁ……」 中々大きな膨らみを揉みながら乳首を弄る。朔夜は悶えながらもその快楽を味わっていた。顔は完全に紅潮し目は潤んでいる。 そのまましばらく彼女の胸を堪能した後、手をゆっくりと下半身へ伸ばした。 「そ、そこは……あぅ!?」 下着の中に手を入れ朔夜の秘裂を触ると既にしっとりと濡れていた。抵抗する朔夜を無視して彼女の秘裂を弄る。 尿道や膣口に指先が触れるとそれだけで朔夜の身体は跳ねた。 「そんなに……弄っちゃ……ふぁ!」 「ここも……めっちゃ固くなってる……」 秘裂の中に隠れていたクリトリスをゆっくりと撫でる。既に周りの愛液で濡れていて皮も剥けていた。それを優しく扱いていく。 「んぁ!!そこはぁ……ら、らめらろぉ!」 「朔夜にも弱点、あったんだな……」 完全無欠だと思っていた海有朔夜を虐めてかつ感じさせていたことに俺は優越感を覚えていた。 何よりも普段は意地悪な笑みを浮かべていた朔夜の恍惚な表情に目を奪われていたのかもしれない。 そのままクリトリスを弄りつつ固く張った乳首を舌でなめ回す。無機質な部屋の中には朔夜の喘ぎ声だけが響いていた。 「んぁ……もう……か、かなめぇ……わたひ……ふぁ!?」 「朔夜……?」 「いく……いっらうのぉ……」 快楽からかまともに呂律が回らない朔夜に俺はキスをする。少し痙攣している舌を舐めとりながら秘裂を弄り続ける。 既にベッドは朔夜の愛液で所々濡れていた。今すぐ押し倒して犯したい衝動を何とか抑え、朔夜を絶頂へと追い詰めていく。 「んんっ!んんっ……んっ!」 朔夜の口を塞いでいるので何て言っているかは分からなかった。しかし少なくとも身体はしっかりと感じているようだった。腰は小刻みに奮え、今にも達しそうだ。 「んっ!あ、あぁ……わたひもういっひゃふぅ!?」 「良いよ朔夜。イくんだ……!」 思い切り朔夜のクリトリスを擦る。何故か彼女をイかせなければならないという義務感に駆られる。 「んあっ!?ひぁぁぁぁあ!!」 突然の刺激に朔夜は愛液を出しながら腰を痙攣させた。腰が無意識に動いているようで朔夜は喘ぎながら痙攣を繰り返していた。 「ふぁあ……んぁ……」 「朔夜……」 恍惚な表情で快楽を味わっている朔夜が愛おしくなる。自分のペニスに熱が集まるのを感じる。 そのまま朔夜に覆いかぶさり彼女の股を開く。秘裂は既に十分濡れており膣口がだらし無く開いていた。 「いくよ、朔夜……」 「ふぇ?……ひぁあ!?」 朔夜を思い切り引き寄せて膣口にペニスを挿入する。一切の遠慮はなく、遠慮する余裕させ今の俺には無かった。肉欲に支配されてしまったかのように朔夜の身体を求める。 「くっ……!」 「んあっ!激し……んぁぁあ!!」 朔夜の中はとてもキツく動く度にヒダが絡み付いて精を吐き出させようとする。 すぐにでも吐き出したい気持ちを抑えて何とか腰を動かしていく。手はしっかりと繋いでお互いの名前を呼び合う。 「朔夜、朔夜……!」 「か、かなめぇ!も、もっときてぇ!」 顔を真っ赤にしながら朔夜は遠慮なしに喘ぐ。その喘ぎ声がさらに俺を興奮させる。 お互いしか求めない、お互いしかいらない。なぜならここには俺達しかいないのだから。ここは―― 「くっ!あぁあ!」 「ひぁあ!んあぁぁぁぁぁあ!!」 ここは俺達だけの世界なのだから。朔夜の中に精を吐き出しながら俺はそんなことを考えていた。 「では決行は明日ということで……。はい、了解しました」 電話を切り一息する。お嬢様は本気のようだった。本気で敵地に乗り込み要を奪還するつもりなのだ。 「……流石お嬢様、です」 要が黒髪の少女と東雲(シノノメ)方面の電車に乗ったという情報が先日入り、お嬢様は覚悟を決めたらしい。 その少女の詳細は不明だが大した度胸だ。なんせあの美空開発の令嬢を相手するのだから。 「……オウカ?」 リビングから里奈様が顔を出す。私は要も妹さんもいないこの白川家でかれこれ1ヶ月近く里奈様の面倒を見ている。 里奈様のことはお嬢様から聞かされたが何となく自分と似たものを感じるのだ。 桃花の代わりとして作られた私とクローンの里奈様。だからこそずっとお世話が出来るのかもしれない。 「ああ、里奈様。今すぐ夕食にしますね」 「……うん」 最初はかなり警戒されていたが一緒に暮らすにつれて里奈様は私に心を開いて下さった。 そして私も屈託なく笑い、何よりも私を人間扱いしてくださる里奈様に惹かれていった。 私が人間でないことを打ち明けても里奈様は一言「オウカはオウカだよ」と言って下さった。まるでそんなことは何でもないように。 そう、要と同じことを里奈様は私に言ったのだ。 「今日は里奈様の好きなビーフシチューですよ」 「本当に!?オウカ大好き!」 目を輝かせながら私に抱き着いて来る。そんな里奈様を見ていると桃花が何故あれ程里奈様にこだわっていたか、仕えていたかが分かるような気がする。 「あ……オウカ?」 「どうかされましたか?」 里奈様は少し気まずそうにしながらも私をしっかりと見据えると口を開いた。 「カナメとジュンは……まだ帰ってこないの?」 私は思わず口ごもる。里奈様には何もお伝えしなかったのだ。要の妹が意識不明の重態であることも、要自身が一週間以上行方不明であることも。 全ては里奈様を不安にさせないため、そう思い嘘をついていた。でも本当にそうなのだろうか。 私はただ……ただ里奈様に嫌われるのが怖かっただけなのではないだろうか。里奈様に……私だけを見ていて欲しかっただけなのではないのだろうか。 現に里奈様は要が帰ってくるのを心待ちにしている。もし要が帰ってきたら里奈様は……。 「……はい。要組の活動が忙しいそうで。冬休みだというのに大変ですよね」 「……そっか」 里奈様は明らかに落ち込んでいた。主人を落胆させるなどメイドの恥だと言われるかもしれない。 それでも私は里奈様と一緒にいたいのだ。要に傾いていたはずの気持ちはまだ残ってはいるが、今は里奈様への気持ちが高ぶるばかりだった。 だからこそ気が付かなかった。里奈様は私とお嬢様の会話を盗み聞きしていたとは。そして夕食後こっそりと家を出ていってしまったことも。 「やっぱり夜は寒いな……」 夜の森へ水汲みに出かけたことを少し後悔した。今すぐ部屋に戻って朔夜の小さな身体を抱きしめたい衝動に駆られるが何とか我慢する。 そのまましばらく森の中を歩いていると小川に着いた。 「早く戻らないとな……」 「……要」 暗闇の中でいきなり声を掛けられる。驚きながら振り返るとそこには白髪の少女が立っていた。 少女が立っている辺りだけ月明かりが差し込み、彼女の白髪は美しい光を帯びていた。 「……は、遥?」 「見つけたよ……要」 遥が俺に抱き着いてきた。不思議と月明かりも移動しまるで俺と遥を照らすライトのようだった。久しぶりに見た遥の白髪からは甘い香りがした。 「な、なんでここに……」 「帰ろう、要。皆待ってるよ?会長も意識を取り戻したし、皆要に会いたがってる」 「会長が……」 「だから帰ろう?ここにいても要には――」 「要の世界はここにしかないよ」 脳髄に直接響くような声。間違いなく朔夜のものだった。振り返ると朔夜が微笑みながら近付いて来ていた。 「……誰?」 「こんばんは。白髪……ああ、貴女が春日井遥さん?」 「……誰!?」 遥が怒鳴ると朔夜は足を止めた。いつの間にか彼女の笑顔はいつもの意地悪いものになっていた。本能で察する。このままでは遥が危ない。 「に、逃げろ遥!」 「遅いよ」 「なっ!?」 気が付いた時には既に朔夜は遥の目の前にいた。遥は突然の出来事に固まっている。朔夜は意地悪い笑みを浮かべながら遥を見つめる。 「貴女じゃ要は癒せない。だって貴女は貧乏で、虐められっ子で、どうしようもなく……惨めだもの」 「止めてよ……」 遥の顔が段々青ざめていくのが分かる。それでも朔夜は言うのを止めない。 「ふふっ、本当は分かってるんでしょ?自分じゃ要に釣り合わないって。だから歪んだ形でしか要に気持ちを――」 「もう止めて!止めてよ!!」 遥は身体を震わせながら叫ぶ。それは彼女の心の叫びに聞こえた。 「要、この子……壊しちゃおうか」 「もう止めてくれ、朔夜。頼む……!」 「ふふっ、見せてあげる。私達の世界を壊そうとするとどうなるかを」 朔夜はゆっくりと手を挙げて―― 「は、遥ぁぁあ!!」 そのまま遥の首筋へと下ろした。直後遥は糸の切れた人形のように崩れ落ちた。走って遥に駆け寄るが反応はない。 「遥!?遥!!」 「大丈夫。まだ殺さないから」 見上げると月をバックにして朔夜の顔があった。相変わらず意地悪そうな笑みを浮かべている。 「でもまだ要の中にあったんだね。他人を気にする気持ちがさ」 「何を――」 「安心して。ちゃんと私色に染め上げてあげるから」 朔夜の笑顔に思わず後ずさる。そう、俺はもう後戻り出来ない所まで来てしまったのだ。ゆっくりと手を挙げる朔夜を見ながら、俺はそんなことを考えていた。 明日はクリスマスイブ。世間では恋人達が賑わい、愛し愛される。そして要の人生で最も長い一日でもあるクリスマスイブが始まろうとしていた。